【欅坂46】Mステでのメッセージ性強すぎなスペシャル演出まとめ
新しいシングルが発売された時には音楽番組に出演しまくるのが定番ですが、欅はMステでだけ特別バージョンの演出を見せることが多いんですよね。
「見せる」は「魅せる」の方が正しいかな。エモい演出が多めです。
5th「風に吹かれても」・6th「ガラスを割れ」・7th「アンビバレント」と今のところ3作連続で欅ファンを唸らせにきています。
『風に吹かれても』〜桜の木に向かう平手
こちらは2017年12月22日にオンエアされたスーパーライブより。
「MステSUPER LIVEだけの特別演出」というテロップが表示された中、いつもとは違い平手が葉っぱを踏みつけた状態で曲がスタートしていました。
この時期に各音楽番組で「風に吹かれても」を披露していた時には、平手の表情が曇りすぎていて全く覇気がなく、正直ファンとしても欅坂のパフォーマンスをテレビ前で楽しみに待機、というテンションではなかったですね。
そんな中でのこのスーパーライブでは、パフォーマンス後に意味深な演出が。
曲が終わった、と思いきや平手がメンバーの元から離れて背景の桜の木に向かい、カメラに背を向けた状態で終了。
これが特別演出??とツッコミたくなる歯切れのワルいものでした。
この演出を受けて「桜=卒業」と連想し、「平手の卒業を意味しているのか?」と勘ぐりを入れる欅オタが続出していましたね。
『ガラスを割れ』〜フェンスに掛けられた平手のMA-1
『ガラスを割れ』を披露した2018年3月9日の回では、出演前から平手の不在が告知されていました。ゆいちゃんずがダブルセンターを務めることに。
平手アリでの『ガラスを割れ』は今のところMステでは一度も披露されていません。「平手不在」という時点ですでに大層なスペシャル演出ですな。
曲開始直前には、フェンスに掛けられた平手のMA-1がズームイン。
最初はメンバー全員揃って黒色MA-1で統一していたものの、ラスト大サビ前ではダブルセンターの二人が平手と同じ赤色MA-1に衣装チェンジするというクールな演出がありました。
ゆいちゃんずの二人はセンターにふさわしい覇気を放っていましたね。卒業までに、ずーみんがパフォーマンスを見せてくれることはもうないんだろうか…。
写真集もいいけど、パフォーマーとしての今泉唯をもう一度みたい。
『アンビバレント』〜平手とつながるフロントメンバー
これが最新のMステ出演です。8月17日のオンエア。
何と言っても、平手友梨奈がMステに再降臨した回であります。冒頭でも紹介した、スーパーライブで『風に吹かれても』を披露して以来の平手の登場でした。
もちろんこの回も録画をしてありますけど、もう…何回でも見てしまいますね。視聴者の感情を揺さぶりつつも美しく舞う、あの平手友梨奈は一体何なんですか。控えめに言っても同じ人類でないことは確か。
そして、この回で最も注目すべきポイントは、曲のラストシーン。
MVやROCK IN JAPANでは最後に全員が同じポーズを揃えて終わっていましたが、この時は違っていました。
「Ambivalent… about!」の後におなじみのポーズで揃えたと思ったら、その後フロントメンバー4人が平手の元へ。
「もう一人にはさせない!」というように平手の腕に絡むすずもんとベリさの手は、エモさの許容量を完全突破しています。
個人的にはこれが過去最高の演出でしたね。
すべて繋がった
Mステでの平手不在の「ガラスを割れ」を披露後、あかねんがブログでMステスーパーライブから演出がすべて繋がっているのに気づいたかと綴っていましたが、今回のアンビバレントでのラストにも立派なシークエンスを感じます。
「風に吹かれても」の後に一度平手が去り、「ガラスを割れ」は平手不在でパフォーマンス。
そして「アンビバレント」で復帰した平手のことを、周りのメンバーが「もう一人にはさせない」とばかりに包む演出。
全く違う意図での演出であれば相当に痛いファンの解釈ということになりますけど(笑)、欅ファンとしてはやっとこのアンビバレントで救われたような想いです。
こういう予測できない演出で魅せてくるあたりも、欅坂の独特な世界観にハマる理由の一つですね。
今後どういう仕掛けが繰り出されるのか楽しみです。