圧倒的スタイル|新内眞衣&梅澤美波による孤独兄弟【ライブレポ】
真夏の全国ツアー最終日、宮城公演のジコチューコーナーでは新内眞衣のプロデュースによる「孤独兄弟」が解禁されました。
この日のプロデュース1曲目にして、いきなり度肝を抜く選曲でしたね。
圧倒的スタイルコンビによる孤独兄弟
最終日のライブ前には、まだ1回もジコチュープロデュースをやっていなかった白石麻衣が孤独兄弟をチョイスするんじゃないかと噂されていましたよね。
橋本奈々未に変わるパートナーを誰に選ぶのかと想像しきり。
結果的には、白石麻衣は松村沙友理とユーモアに富びまくった「ライブ神」を披露し、孤独兄弟は新内&梅澤コンビがパフォーマンスすることになりました。
この伝説の神曲がライブでセトリに組まれたのは、5thバスラの初日で白石&橋本コンビが披露して以来になりますね。
イントロで鳥肌
ジコチュープロデュースコーナーが始まり、会場モニターには『新内眞衣プロデュース 孤独兄弟』という文字が。
おなじみのイントロが流れ始めると、モニターには黒いレザー服を着た新内眞衣が、頭上からゆっくり捉える形のカメラアングルで映し出されました。この始まり方がめちゃくちゃかっこよかったですね。
キメ顔の孤独まいちゅんが着ている衣装は脚の露出が多めで、白石&橋本の時の衣装とは違うことを確認。
最初は新内眞衣一人がモニターに映っていて、アリーナ席端っこにいた僕にはもう一人の兄弟が誰なのかわからない状態。
そこから、「行きたい場所なんかどこにもないこと〜」の歌詞の部分で、梅澤美波がフェードインしてきました。
スーパースタイルコンビによる、新しい孤独兄弟が誕生。
梅澤美波のブログに二人が並んだ写真が載っています。
振り付けはオリジナルと同じで懐かしい雰囲気も感じつつ、新コンビによる新鮮さも感じつつで、いい時間でした。
より大人っぽい衣装にチェンジ
パフォーマンス後のMCにて、新内眞衣は「元々梅澤美波とコンビを組みたいと思っていた」と語っていました。で、この二人でやるならかっこいい曲をやりたいと思い「孤独兄弟」を選曲したと。
スタッフからは、これまでの孤独兄弟のときと同じ衣装でいいかと尋ねられたところ、より大人っぽさを求めて衣装チェンジをしたそうです。
「まいやんとななみんが着ていたのはスカートだったんですよね」と、「ななみん」の名前も出てました。
1回目のプロデュースとの落差が半端ない
新内眞衣にとっては、この孤独兄弟がジコチュープロデュース2回目でした。
1回目は「大人への近道」。このときはランドセル姿を披露しているという。
■大阪2日目 その1#井上小百合 プロデュース「自分のこと」
出演メンバー:井上 #新内眞衣 プロデュース「大人への近道」
出演メンバー:新内、理々杏、佐藤、中村、山下#ジコチューで行こう!#ジコチュープロデュース#乃木坂46真夏の全国ツアー2018 pic.twitter.com/oIUr1tT7B8
— 乃木坂46 (@nogizaka46) 2018年8月8日
この小学生からの、スーパーお姉さん(再掲載)。
面舵一杯の急カーブ。
ネタ風の曲とかっこいい曲の両方をやれて、非常に満足しているとのこと。
以下は、梅澤美波のブログの引用です。
昨日の宮城では、ジコチューコーナーで新内さんと孤独兄弟を披露させて頂きました、、!新内さんが私とパフォーマンスをって選んでくれたのが物凄く嬉しかった!私の大好きな楽曲です、とても恐縮でしたが、最初で最後だと思って精一杯パフォーマンスさせて頂きました!本当に始まる前は信じられないくらい緊張しました、足も手も震えました。(笑)でも、終わったあとは最高に楽しかった!!って思えました、会場にいた皆様の暖かい声援のおかげです。幸せでした!
乃木坂加入前には待ち受けにするほどの白石麻衣推しだった梅澤美波であれば、この孤独兄弟を披露することがファンにとってどれだけの意味を持っているかは十分に理解しているはず。
そりゃあ、半端なく緊張するよなあ…。お疲れ様でした。
本家との比較はナンセンス
オリジナルの孤独兄弟二人組が偉大すぎるだけに、今回の二人が本家と比較されてしまうのは仕方のないことなんですかね。
ライブ前は「もう一度白石麻衣の孤独兄弟が観たい!」という思いでしたが、実際に新内&梅澤コンビの孤独兄弟を観て、「これはこれでいいな!」というのが率直な感想です。
別メンバーによるパフォーマンスとなっては、全くの別曲扱いとは言い過ぎにしろ、比較することはナンセンスです。
先代の二人のおかげで、今回の新しい孤独兄弟の感動が底上げされてる部分もあると思うし。
純粋に楽しい企画でした。これも、映像化希望です。